技術の伝承に関わって

現在、弊社は長年培ってきたファインセラミックス製造の『技術の伝承』というテーマに取り組んでいます。
このテーマは、世の中の企業が長年存続する際に直面する難しい課題であり、その後の
企業を存続・発展させる為に必要とされている事はご存知かと思います。

その為、まず「技術の伝承」という言葉の意味を共有したいと思います。
これは、製造に関わる技を記録したり、他の人に伝えるように何かに置き換えられたものを受けついで伝えて行く事を指します。
これを弊社に置き換えると、「製造の技を記録する」=「ファインセラミックス製造の各工程の手順書を整え」、その上で次の世代に伝える事と言えると考えます。

私は入社1年目から、製造全行程を研修させて頂き、セラミックス製造に関する様々な製造の技はとても多く存在していると感じましたし、まだ手順書になっていない物が多い状態だとも感じました。

私事ですが、前職では組立作業の完成品の品質を保証する為の有効な手段として、種々な不良発生のリスクの回避策を盛り込む事と生産性を両立した「手順書」を作成し、
その手順を守る事を徹底・管理して、成果を上げる事が経験できました。

よって、以下のステップを踏んでいく事が「技術の伝承」の下準備だと考え、進めています。
➀技の基準となる基準書(製品の出来栄えを決定する調整項目の基本値をまとめた物)
の作成
➁製造順序を記載した手順書(➀基準書を使用する)

そんな中、2020年1月より、プレス課では基準書の一つ「プレス条件表」のフォーマット化とデータ保管運用をスタートしています。

今後は、基準書や手順書を作成する際に、長年弊社で培った技を実務者の方から一つ一つまとめる事になると考えますので、皆さんの経験値を存分に発揮していただく元年と捉えて頂ければ良いと考えています。
その際は、私も微力ながらお手伝いできればと思います。

生産管理部  T.U

次の記事

健康であることへの感謝