「見る」「聞く」「記録する」
柿野事業所において、造粒、篩いという作業の中で、私は「見る」「聞く」「記録する」を意識して作業しています。
「見る」は造粒をしながら製品を手に取り、各種原材料の巻具合、製品の大小、異形の有無を確認しています。
篩いは、ただ製品を篩うのではなく、アップ、アンダーの量や異形の有無を確認し、場合によっては、造粒者へ報告し、造粒の配合を変える事で、リサイクルやアップ、アンダーを減らし、製品化率の減少を防ぐ事が出来ます。
造粒も篩いも見るという行動だけでなく、目的をもって見る事が必要だと思います。
「聞く」は解らない事や疑問に思う事、こうしたら良いのではと思う事を聞く事で意見をもらい、自分自身のスキルアップや新しい発見が出来ます。
「記録する」は過去のデータと比較したり、何か作業方法を変更した時に、変更前と確認するためにも必要な事です。
問題や異常があってから基本作業やサイズの大小、異形の有無の確認を徹底するのではなく、日々の作業で当たり前にやらなければ、問題、異常が起こるという危機感、そして目的を持って作業していきたいと思います。
「見る」「聞く」「記録する」をしっかりと実行し、製品化率と品質の向上、リサイクルの減少が結果として残るよう努力していきたいと思います。
柿野事業所 製造 M.Y.