健康であることへの感謝
新型コロナウイルス感染拡大による自粛期間中、家にこもる時間が増えて、テレビを観たり、インターネットを利用する機会がこれまでより多くなりました。
テレビやインターネットでは、新型コロナウイルス感染拡大防止を呼びかける様々なメッセージが発信されていました。
これらのメッセージは簡潔でありながら、感染対策に込められた思いが的確に表現されており、自粛生活を送る上で、大いに参考になりました。
それらの中でも「大切な人を守るために今は距離を取ろう」というメッセージが私の心に引っ掛かりました。
「大切な人を守るために」という言葉。
新型コロナウイルスが怖いなと思うのは、私が感染したとして、さらに周りの人をも巻き込んでしまうかも知れないというところです。
もし私が感染してしまったら、大切な家族や周りの人達に感染させてしまうかも知れない。
そして、それは命をも奪いかねないと考えると恐ろしくて、何が何でも感染してなるものかと身構えてしまいます。
私だけでなく、大切な人の命を守るために対策や予防をきちんと行っていかねばならないのだということを教えてくれたような気がしました。
そう考えていくうちに、これはコロナに限らず、広く健康についても言えることで、大切な人がいつまでも元気で居られるためには、私もいつまでも元気でその人を支えなければならない。
だから規則正しい生活を送り、健康であり続けることが大事なのではないかとも思うようになりました。
このように今回のコロナ禍をきっかけに健康について考えるようになり、ひいては私自身の健康についても意識するようになりました。
そんな矢先、会社から健康診断の知らせを受けました。
私はパートとして、このトウゴクセラミックに入社し、まだ一年も満たなく、しかも勤務日数も少ないのですが、それでも会社が検診費用を負担してくれると聞き、驚いたと同時に、大変ありがたく思いました。
正規非正規にかかわらす、全ての従業員に健康診断の機会を与えてくれて、それだけ普段から従業員の健康へ気を配ってくれているんだなと、この会社に入社して本当に良かったと思いました。
今まで大きな病気や怪我をしたことがなく、健康であることが当たり前だと思って過ごしてきました。
しかし、今回のように健康について考えてみたり、さらに自身の年齢も踏まえた結果、健康で居られるというのは有り難いことなんだと今更ながら痛感しました。
この思いを忘れることなく、いつまでも元気に仕事ができるような健康体を維持するべく、これからはもう少し真剣に自身の健康と向き合っていきたいと思います。
中水野工場 検査部署 H.M