収縮の管理

セラミックは製造工程の中で「成形」→「焼成」という工程があります。

この焼成の工程で材料にもよりますが成形体が約15~20%収縮します。
例えば製品の寸法がφ10mmであれば、φ12mmで成形して焼成後φ10mmに収縮します。

更にサイズを寸法公差内に入れるというコントロールを成形で行います。
収縮に影響をする要因は原料ロット、成形圧力、焼成温度です。

成形圧力が高いと収縮が小さく焼成後の製品サイズは大きくなり、成形圧力が低いと収縮が大きく焼成後の製品サイズは小さくなります。
如何に設計通りの適切な成形圧力で成形するかです。

成形圧力の設定は機械的に固定をしていますが、原料が型へ入る充填量が微妙に変動し成形圧力が変動します。
この変動をしていることを一早く察知し寸法アウトにならないように調整を行います。
同時に成形担当者は成形圧力以外にもバリ、キレ、汚れなどに気を付けて成形をしています。

中水野工場 営業部1課 K.M

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