経理の役割

経理が担当する業務の内容も企業の規模により多種多様です。
経理・会計・財務と細かく部門がわかれている場合もあれば、経理が総務～人事など全般まで担当していることもあります。
経理に正確性が求められる点はいつもの時代も変わっていません。経理業務に生産性が上がる要素はないですが、正確で迅速な会計処理が経理の基本であることは間違いありません。

当社の経理部門は、日々の会計処理をスピーディーに遂行することにより、余剰時間を創出し、財務、総務及び人事業務まで幅広くカバーしています。
例を挙げれば、決算に関わる財務諸表については、決算月後１か月以内作成の目標設定をしています。
そして、決算月が経過すると直ちに当期分の毎月決まって発生する仕訳を暫定的に１期分会計処理することにより、日々の仕訳データ入力を減らすことができ、時間短縮分を他の業務へ配分しています。勿論、経理以外の部門業務を行うには、一定のスキルが必要となります。

また、当社の経理部門は、正確な会計処理に基づいたデータ分析で、経営判断の支援や財務戦略を担うことで、会社に利益を生み出し、経理の付加価値を高めることが、重要であるという意識をもって業務に取り組んでいます。

今年１０月よりインボイス制度が開始されるなど、急速に変化する社会情勢に対応するため、益々、経理の役割は、ルーティンワーク以外の仕事への対応を求められています。企業価値を高めるには強い財務基盤と経営戦略を実現へサポートできる経理へと変化していくことが、経理の新しい役割になると考えています。

中水野工場　経理　T.S