品質を維持するには

私が担当している造粒作業で使用するコージライトは、元となる種を造粒し段階を踏みながら種を大きくしていきます。

造粒された種をホッパーに入れ、種を篩器に落として分粒していきますが、その落とし量は種によって違い、その量が多すぎると篩器に種が溢れ篩きらず小さな種も残る事で、篩分比が悪化してしまいます。

反対に流量が少なすぎても、篩器の振動で種が跳ねてしまい、これも正確に分粒する事ができません。
また、種を網に落とす位置も各々変化に対応する事が必要となります。

品質が落ちた製品前種を造粒する事は、製品化率が下がるため、後工程に影響を及ぼします。

一定の適正な流量で、篩器自体の状況の変化がないかを維持していく事が非常に重要です。

今後も、日々の作業において品質の安定した種を供給できるよう努めていきます。

柿野事業所 製造課 Y.O

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