品質改善に向けて
私は品質管理課に所属しています。
柿野事業所から出荷されていく製品に関する検査を実行して、その品質が規格内にあるかを監視する仕事をしています。
いわゆる「出口管理」の一部を仕事としています。
一方
焼成される成型体に関する検査とその合否、つまり焼成の可否について判別することも最近では要求されています。
「品質は上流で作りこむ」が製造業の常識とよく耳にしますが、セラミックは焼成した後に品質に関して手が入れられる部分が少ないため、確かに重要な仕事だと思われます。
現状はそこに苦戦中です。
進めるにあたって、
- 製造上の4Mと品質との関係
- 測定方法の妥当性
- 測定値の見方、活かし方
簡単に思いつくだけでも上記の3つの課題があり、それぞれに一筋縄ではいかぬ問題です。しかし、チャレンジないところに成果はありませんので励んでいきたいと思っています。
品質管理課のメンバーは自分も含め現場経験のある面々ですので、その経験も活かしていけたらと思っています。
柿野事業所 品質保証部 品質管理課 T.S.