記録の大切さ
実家の大掃除をした時の話です。
大掃除もあと少しと言う時に、押し入れの奥から古びたダンボール箱を見つけました。
箱を開けて中を見てみると、私の幼年期時代の色々な作品や大会で獲ったメダルなどが、きちんとファイルに整理されて入っていました。
その整理されたファイルには「いつ」、「どこで」、「どのように」、創作あるいは獲得したものであるか、見てすぐに分かるように保管されていました。
単なる思い出として保管していただけでなく、いつ見ても、その時の状況が分かるようになっているのを見て、とても感動しました。
仕事においても、頭で記憶しておくのではなく、しっかりとノートなどに記録しておくと、同じ製品を検査する時には、スムーズに作業に取り組めるので、作業手順の効率化を図ることができます。
再現性のある仕事をするためには、記憶ではなく記録に頼ることが重要です。
これからも、記憶を助ける行為である記録をする大切さを忘れず、少数試作から量産までをバックアップするセラミックメーカーとして、良い製品をお客様に提供していきたいと思います。
中水野工場 検査 T.Y