材料開発

当社はセラミックスの試作量産メーカーですが、将来の需要を見据えた材料の開発も行っています。

材料の開発には顧客から依頼されるものと自社開発品がありますが、2019年4月から後者に当たる「射出成形用SiCコンパウンド」の開発を開始しました。
キックオフをして3か月が経過したところで大分形になってきましたが、想定外の課題が次々と出現しており、開発の難しさを感じると同時に新しい発見にワクワクしてしまいます。

このような材料開発はメーカー冥利に尽きますが、いつも上手く行くわけではありませんし、また材料が出来たといっても材料のコストやリリースするタイミングによってはお蔵入りするものも多くあり、情報収集の拙さを痛感することが多々あります。

今回の開発品が無事完成すれば、SiC材で3次元的な複雑形状を射出成型出来ることとなり、今まで切削加工などでしか製作出来ず高価で使用しづらかったものが、射出成型で製作することにより安定した品質で使用し易い価格で提供できることになります。

果たしてお客様のそして開発関係者の喜ぶ顔を見ることができるでしょうか? 楽しみです。

専務取締役 唐木秀行

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